不妊治療について
【はじめに】
妊娠を希望し、性生活を行い1年以上妊娠に至れない状態の事を不妊症といいます。
原因としては、男性側にある場合が40%、女性側にある場合40%、お二人にある場合が15%、原因不明な場合が15%の確立で原因があると言われています。
女性の疾患による不妊のほとんどが卵管因子が原因とされる事が多く、その他に内分泌・排卵因子、子宮因子などに原因がある事があります。
当院での不妊治療の進め方は以下の通りです。
【一般不妊治療について】
タイミング法、人工授精のことをさします
【生殖補助医療について】
体外受精、顕微授精のことをさします
【当院の特徴】
妊娠希望するご両親の腕に赤ちゃんを抱いていただきたいという思いで、患者さまに寄り添ったサポートを心がけています。
特に体外受精においては、院長医師が採卵⇒受精卵の培養⇒凍結⇒胚移植を行います。
採卵から培養、そして胚移植まで一人の医師が行うことで、患者さま・受精卵の状態をしっかりと確認しながら治療をすすめています。
また、仕事をされている女性も来院しやすいよう、夜8時半~10時半頃に採卵や胚移植をします。
【コストについて】
不妊治療の保険診療適用にともない、規定の移植回数・年齢では保険診療の範囲での治療が可能です。
コストに関しては患者様の状況によって多様になりますので、詳しくは当院までお尋ねください。
【検査について】
・初期の検査としては、以下の通りです。
超音波検査(子宮・卵巣の確認のため)
血液検査(ホルモン値などの確認のため)
卵管造影検査(卵管の確認のため)
精液検査(精子の状態の確認のため)
卵管造影検査と精液検査の具体的な流れは以下の通りです
特に、卵管造影検査では一般不妊治療における受精・妊娠率の上昇も期待できます